犬を見ると思い出す事

私が幼い頃、親戚の家で拾われて うちに来ることになった子が病気で亡くなり、 1年ほど経ち、やっぱり犬がいないのは寂しいね、 と家族の考えが一致して、 父がもらってきてくれた犬の思い出話です。
それももう20年近く前のことですが。 生後3ヶ月の女の子。
油断するとすぐに舌の出る、 おマヌケさんな顔の、かわいい雑種の子です。
兄弟がたくさんいて、 その中でうちに来た子だけ、 押しのけられ、ごはんにありつけていなかったそうです。
本当は私も一緒にもらいに行くはずだったのですが、 下見のつもりで父は一人で行ってみたそうです。
するとどんくさい子がいたものだから、 「こいつになんか食わしてやりてぇ!」 父はそう思い、即決してしまったそうです。
そのおマヌケさん顔の子は、 とってもとっても優しい子でした。
その子もずいぶん前に 亡くなってしまいましたが、 父が連れてきてくれたのが あの子でよかったなぁ、と今もよく思い出します。
またあんなにかわいい子に出会いたいものです。